大手消費者金融の株式会社SFコーポレーション(旧三和ファイナンス)は、平成23年8月26日、東京地裁より破産手続開始決定を受けました。
また、破産管財人は鈴木銀治郎弁護士が選ばれました。
負債総額は、約1897億円に上り、その内過払い金は、約1865億円にもなります。
SFコーポレーションの前身である三和ファイナンスは昭和50年に創業されました。
一時は400店以上の店舗を構え、営業収入も400億円に上るほどの大手消費者金融として、その名が知られていました。
ですが、取立てが過剰などの理由から、営業停止処分を受けました。
平成20年には、現在の社名である「SFコーポレーション」となりましたが、過払い金返還請求が急増。
その結果、過払い金の未返還額は約1865億円に上りました。
そして、事業を維持することができず、破産開始決定を受ける事態となりました。
また、負債総額である約1897億円は、今年2番目の破産規模となります。
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