2012年5月1日
クレディアは、2007年9月24日に民事再生法の適用を申請し、事実上の倒産に陥りました。
オンラインキャピタル株式会社の支援の下、株式会社フロックスとして生まれ変わりましたが、2012年5月1日に商号をクレディアに戻し、現在も経営を続けています。
同社が適用を申請した民事再生とは、会社を存続させるための法律ですので「申請のあった会社の財産状況を確認し、それをもとに今後をどのようにして負債の返済を行うのか」といった計画を立てる必要があります。
クレディアの場合、まとめると以下のような返済計画案が提出され、裁判所に受理されました。
過払い金については、平成19年9月20日以前のものを再生債権と呼ぶ。
再生債権については、原則4割の返還を行う。
ただし、30万円以下のものについては、全額支払いを行う。
また、4割換算した場合に30万円に満たなかった場合、30万円を上限として支払いを行う。
そのため現在でも、平成19年9月20日以前に発生している過払い金については、上記の返還計画に沿って対応されています。